戦国を読む

寓居


 
大学をやめて非正規社員として安月給で生計を立てていたころ、無謀にも『日本城郭大系』を買い揃えた。
それ以来書籍は貧乏暮らしであっても別腹状態で増え続けた。
現在では家計が傾く前に家屋が傾くのではないかと愚妻が心配している(ホントに)。
不思議なもので、いつの間にか物を書くことを生業とするようになった。これは買い集めた書籍が導いてくれたものなのだろうと思う。本は私の部屋で命ある存在となった。

ここで紹介する書籍類はすべてではないが、半分は実際に所有しているものを載せている。
中には古本市場で定価の10倍近いような本もあるようだ。勿論、まったく手放すつもりはない。

このサイトに足を運んで下さった方々も、参考までにご覧頂き、もし気になるものがあればお近くの書店で手にとって確認し、できればご購入頂きたく思う。
この出版不況の折、少しでも本が売れ、ペンを持つ人が思うような仕事を得られることを切に願っている。
自分もホームページやブログに書く記事では、できるだけ出版に携わる方々を圧迫するようなことの無いよう心 がけているつもりだ。

紙媒体の将来も危惧されており、徐々に移行してゆくのは時代の正常な流れかも知れない。
それに抗うつもりもないし、自分自身必要であればデジタル化されたものを手にすることに躊躇するつもりもな  い。
しかし、すべての書籍がデジタル化されるわけではないだろう。
おそらく研究の礎となるようなものほどしつこく紙媒体として残るだろうし、引用文献となる古い出版物は、いつまでも研究者達の書庫の住人として棲み続けるはずだ。

ここで紹介する書籍もそのようにずっとずっと生き残って欲しいものたちである。
いつか広い書庫を手に入れるという野望が叶うことを願いつつ(^^)

うつけどの     2011/02


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